22.よろこびのうた
(SING OR DIE/1997年)


本編ラストはこの曲。「よろこびのうた」です。
両手を掲げ、天を仰ぐように歌う美和ちゃんの姿が、とても印象的でした。

神懸かったような歌声が、力強くて、あまりにも素晴らしくて…鳥肌たちまくりでした。
ドリを好きでいてよかった。彼女の歌に出会えてよかった。そして、この瞬間を生きていられてよかったと、心から思いました。

途中で片方のイヤモニを外し、最後には両方も外してしまっていたので、ずっと調子が悪かったのかもしれません。
あと、個人的な感想ですけど…曲順を替えて、「PROUD OF YOU」をラストに持ってきた方が、更によかったのになって思いました。



23. あなたのように

(あなたのように/2016年)


ウタウタの力を取り戻した世界に再登場してくる美和ちゃん。
「だけドリ」のジャケットの世界を、そのまま再現したかのような空柄の衣装が素敵でした☆

ステージに再登場するやいなや、「みんなに聞きたいことがあるんだけど」と美和ちゃん。
「今日、みんな、どうやって来たの?」という言葉を聞いて、「え?なになになに?ドリラ?」と思ったら、ビンゴでした☆
クリスマスイヴの横浜か、大晦日の福岡かなって予想してたので、こんな12月に入ってすぐの広島で収録になると思いませんでした。

「ドリラ!じゃねって」の「じゃねって」の部分を、広島弁でどういうふうに言うのが正しいのか、いくつか事前に調べてきた候補を挙げて、客席のみんなに聞きます。
私の左隣の女性が広島の方だったみたいで、ドリの2人が言ってみせる候補に「違~う」とか言ってたので、「そうなの?」と思わず聞いてみると、「じゃないけん」が正しいっぽい感じだったけど…最終的には「じゃないけぇ」ということに決まりました。

そして、「ドリラ!じゃないけぇ」の収録。
まずは、広島カープ優勝の話題。次に、新型インプレッサのCMの話題。「雪のクリスマス -VERSION'16-」を新録するにあたり、美和ちゃんは今の自分の歌い方で歌いたかったのに、正人がオリジナル通りに歌えって言うので、ムカついたと美和ちゃん(笑)
公式ラインスタンプ配信のお知らせ。正人が、事務所の社長をやめて、今度は会長になったという報告。今年も紅白出ませんという話題。
あとは…「美和ちゃんに質問がある人!」ということで、客席からの「美和ちゃんの好きな食べ物はなんですか?」という微笑ましい質問(笑)に答えてくれました。
「もし明日世界が終わるとして、最後に食べたいものは…うちの母のおにぎり」と美和ちゃん。正人は「俺は広島の牡蠣ですね」と言ってて、それに対して、「生?焼き?蒸し?フライ?」と聞く美和ちゃんに「やっぱり、生でしょう?」と答えていました。ちなみに、美和ちゃんは「今は焼きですね」と言ってました。
…内容的には、こんな感じでした。正人が、内容をメモしたと思われる紙を持っていたので、「お知らせすることが沢山あるのかしら?」と思ったけど、そういうわけでもなかったみたいです(^^;

ドリラの収録が終わり、いよいよ、次に披露する「あなたのように」の話題。
「新曲、新曲って、いつまで新曲なんですか?」「次の新曲が出るまで、新曲です」
「次の新曲はいつになるんですか?」「いつになるんですか?」「あとは、あなた次第です」「あのまま、私に丸投げですか?」
…と、どうやら、製作途中の段階の新曲があるらしくて、お互いに、責任を譲り合う(?)ようなやりとりがありました(笑)

そして、現時点での新曲である「あなたのように」の披露です。
やっぱり、この曲、凄く好きだわって、また改めて思いました。前半の3拍子の可愛らしい雰囲気も大好きだし、後半の歌い上げる感じも凄く好きです。
そして、何よりも歌詩が好きです。つよくて、やさしくて、笑うと可愛くて…ご両親を思って書いた内容だとは思うけど、そこに描かれてるのは、美和ちゃん自身のようであるようにも感じます。
いつかあなたのように…私も、いつか、そんな女性になれたらって思う。 歌詩も、曲も、ドリらしくて、聴けば聴くほど好きになっていく感じです。



24. おやすみのうた
(DELICIOUS/1995年)


「次に歌う曲も、本当に久しぶり。もしかしたら、この先、歌う機会は二度とないかもしれない」「裏ワンの曲はせつないね」
「今日は本当にありがとう。広島のみんなは、ホントに温かくて…。」「ここにいてくれるみんなに、愛を込めて歌います」と美和ちゃん。

大好きな「おやすみのうた」です。可愛らしくて、優しくて…3拍子の曲って、独特の雰囲気があって不思議です。
実は、この日、会場に向かう途中で、雪虫を見つけたんです。観光レポにも書きましたが、翌日に訪れた宮島でもたくさん舞ってて、まさか広島で雪虫見られるとは思わなくてびっくりでした。

曲のはじまりの音がとても綺麗で…あの透明感のある、冬の気配を感じるような凛とした感じを、文章でどう表せば伝えられるかしらって、いつも考えてしまいます。
“La Do Da Di…”という魔法の響きが耳に心地よくて、美和ちゃんの会場全体を優しく包み込んでくれるような歌声が、とても素敵でした。

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