25. うれしい!たのしい!大好き!
(LOVE GOES ON…/1989年)

「今日はイヴだから、特別にね」「ほんの少しだけ」と言うと、次の瞬間、なんと、「雪のクリスマス」をア・カペラで歌い始めます。

“この夜をあなたにも見せたい 降りしきる雪の中で I love you”
“あなたと出会えた事が今年の 最大の宝物 最大の宝物 メリー・クリスマス♪”

演奏は一切なしで、美和ちゃんの歌声だけの「雪のクリスマス」です。
うわぁ…って、胸が締め付けられる思いでした。
こんな素敵なX'masプレゼントが待ってるなんて想像もしていなくて…次から次へと起こる奇跡のような出来事に、ただもう胸がいっぱいでした。

いつまでもいつまでも鳴り止まない拍手…。
美和ちゃんが歌い始めると同時に、会場がしんと静まり返ります。
ラストナンバーは「うれしい!たのしい!大好き!」です。
前半のア・カペラバージョンがあまりにも素敵で…もう夢のようなステージでした。

曲のラスト、ステージを全速力で走ってみせる美和ちゃん。
ツアーメンバー全員が手を繋ぎ、客席の全方向に向けて、長い長いお辞儀をする姿が、印象的でした。

「今、新曲のレコーディング中でね、正人とすっごい喧嘩ばっかしてるんだけど…今日のみんなの顔を思い出して頑張るね」
「今日はホントにありがとう。今年最後っていう人がほとんどだと思うけど、くれぐれも元気でね。良いお年をね!」



1曲1曲を、大切に大切に、じっくりと聴かせて魅せてくれる、本当に素敵なライヴでした。
私の願望が、そのまま現実になってしまったかのような、夢のようなセットリスト♪♪
大好きな曲ばかりが次から次へと続いていくので、嬉しすぎて、興奮しすぎて、どうにかなっちゃいそうでした。

こんな素敵なツアーを実現してもらえて、2016年は本当に夢のような1年でした。
改めて思い返してみると…今年だけではなく、2014年からの3年間は、私のドリ人生の集大成みたいな、そんな時間だったようにも思えます。
私がドリの音楽と共に歩んできた道。そして、これまでの二十数年分の思いがぎゅっと濃縮されたような、特別な時間。
まるで、曲達と共に、“ドリカムの軌跡”を、もう一度改めて辿ってきたような、不思議な3年間を過ごしてきたように思います。

ドリを好きでよかった。美和ちゃんの歌声を聴くことができて、ステージを楽しむことができて…ドリカムがずっと続いててくれて幸せです。
「ドリと同じ時代を生きてきた。共に歩んできた」ということが、私が生きてきた証のようなものなんだなって、なんだか、そんなふうにも思えます。

これからも、彼女が歌い続けてくれる限り、ずっと追い続けていきたい。彼女が存在する時代を、ずっと一緒に生きていきたいです。
そして、“いつかあなたのように”、可愛くて、やさしくて、強くて、きらきらしていて、そんな女性になれたら…と思う。
私にとって、美和ちゃんは、やっぱり、ずっとずっと、“永遠の憧れの女性”です。また改めて、そう思わせてくれた3年間でした。

つたないレポを最後まで読んでいただいてありがとうございました。
読み返してみると、あまりにまとまりのない文章になっちゃってて…読みづらくてごめんなさい(^^;

もしレポを読んでいただいた感想とか、ライヴで感じたこととかあったら、ブログにコメントいただけると嬉しいです。
今年も1年ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎え下さいませ☆彡

(2016/12/25)