16. 音速パンチ
(ザンサイアン/2006年)
復帰後1作目。イントロが流れると、会場中が歓声に包まれます。
めちゃめちゃかっこよかったです。テンションあがりまくりでした。
17. Rainbow
(焼け野が原/2001年)
前奏の音がはじまり、何の曲かわかった瞬間、体がこわばり、全身に鳥肌が立つようでした。
「うわ…」って感じで、もう信じられないような思いでいっぱいでした。
どうしようもなく、どん底まで落ち込んでしまった時に、私の心を落ち着かせ、癒やしてくれていた曲です。
私にとって、1番特別な曲かもしれない。私の人生にとって、なくてはならなかった大切な曲。
今回、まさか、この曲を披露してもらえるとは思ってなかったので…もう感極まってしまい、涙が止まりませんでした。
私にとって、まさに、伝説とも言えるセットリストでした。
18. 焼け野が原
(ベスト+裏ベスト+未発表曲集/2001年)
この曲も歌ってもらえるなんて感動でした。あの活動休止発表から16年も経つのね。
今、ここでこうして、Coccoの歌声を聴いてるなんて、なんだか夢のように思えてきます。
19. 風化風葬
(サングローズ/2001年)
特別な特別な1曲。大切なこの曲を披露してもらえて嬉しかったです。
ここで最後のMC。
彼女のひとことひとことが、ずっと心に残っています。
「次の曲で最後になります」
「なんか大丈夫だったね。20年かかったけど、私達はもう大丈夫な気がする」
「『もう死んでもいい』ってところから、『生きててよかった』ってとこまで来れた」
「だから大丈夫。きっともう、みんなも大丈夫。だって20年だよ?みんな、よく来たね」
「なんか愛って自由だと思う。愛って、一番自由なことだと思うの」
「あっちゃん、この歌が終わったら、きっと今までで一番自由になれる気がする」
「今までありがとう。身に余る素敵な人生をありがとう。みんな、さよなら」
20. もくまおう
(ベスト+裏ベスト+未発表曲集/2001年)
前奏がはじまり、何の曲か気づいたと同時に、また涙ぐんでしまいました。
大好きな大好きな曲のひとつです。この日、最後にこの曲が聴けるなんて思わなかった。
披露してもらえて夢のようでした。希望に満ち溢れたラストでした。
アウトロが鳴り響く中、マイクを置き、バレリーナのお辞儀をしてみせると、メンバーに投げKissをし、そのままステージを走り去っていきます。
Mステのラスト出演を思い出させるような、いかにも彼女らしいラストでした。
東スタンドからはステージ横でスタッフに抱きついている姿が見えました。
歌姫がいなくなったステージで、激しく鳴り響くアウトロの演奏が、最高にかっこよかった。最後の最後まで痺れまくりでした。
「やわらかな傷跡」「しなやかな腕の祈り」「ポロメリア」と、もし歌ってもらえたら…と思っていた曲を、次から次へと披露してくれて夢のようでした。
「コーラルリーフ」も「もくまおう」も、まさか実際に生で聴ける日が来るとは思わなくて感動でした。
そして、私にとっての極めつけは「Rainbow」。前奏が始まった瞬間、嬉しすぎて、感動しすぎて…全身に鳥肌立ちまくりでした。
根岸さんをはじめとした初期メンバーとの一夜限りのスペシャルライヴ。
活動休止前の曲が中心になるだろうと予想はしてたけど…1曲1曲始まるたびに、あまりに感動しすぎて胸が苦しくなるようでした。
初期からのファンにとっては、まさに号泣レベルの選曲。もう、ずっと涙が止まらなかったです。
前回のアダンツアーのような、魂をすべて持っていかれてしまうようなLiveとは違って…ホントに愛に満ち溢れたステージでした。彼女の歌に出会えてよかった。
今後、しばらく音楽活動はお休みする 形になるのかもしれないけど…いつかまた、何年後になったとしても、また彼女の歌を聴きに行ける機会があれば嬉しいです。
平日のLiveだったということもあって、すぐにレポが書けなかったのですが…いざ書き始めてみたら、結構、長くなっちゃってました(^^;
こんなつたないレポを、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
(2017.7.16)