エリック・マリエンサル
チック・コリア・エレクトリック・バンドや、リーリトナーとの共演で知られるサックス・プレイヤー。
87年、チック・コリアのエレクトリック・バンドのメンバーに採用されて、一躍、脚光を浴び、若手の中では群を抜いている存在。
91年の「オアシス」は全米ヒットを飛ばし、ソロアーティストとしての評価を絶対的なものにし、これまで6枚のソロアルバムを発表しているそうです。
■吉田美和について
今回、彼女と仕事が出来て、本当に楽しいんです。このバンドの一員として、とにかく、彼女の人柄の良さには感動するものがあります。
それから、なんと言っても、彼女が歌えるシンガーであるということ。
それは、音楽そのものをものすごく盛り上げてくれるんです。実力もものすごくあるし、プロフェッショナルとして、素晴らしい。
更に明るい人柄。バンドみんなを盛り上げてくれてます。
■日本について
とにかく、今回、日本に来れることだけでも楽しみにしていたというのが正直なところです(笑)
私は日本食なら何でも好き。特にそばなどが好きなんです。今もたくさん食べてます。
それから、日本のファンのユニークな点ですが、日本のオーディエンス、みんな、すごくエキサイトして見てくれるのにも関わらず、ちゃんと音も聴いていてくれている。
演奏、それから、音楽そのもの、サウンドについて、注意を非常に払って聴いてくれているのがわかるので、それが、自分も演ってて楽しくなる一因だと思ってます。
(「中村正人のKDDサンデーネットワーク」1996年6月2日放送分より)