■マゼラン



フェルディナンド・マゼラン(1480〜1513年)
ポルトガルの探検家で、“マゼラン星雲”などに名前を残しています。

1519年に、スペインから5隻の船で世界一周探検に出発。
大西洋を横切りながら、南アメリカ大陸の海岸線をひたすら南に進み、翌1520年に“マゼラン海峡”を発見。
この時に、天の川がちぎれたような天体(大小のマゼラン星雲)を発見し、航海日誌に書き残しました。
後に、この記録から、この2つの星雲が“マゼラン星雲”と呼ばれるようになったそうです。

“マゼラン星雲”とは、旗魚座(かじきざ)と巨嘴鳥座(きょしちょうざ)にある、2つのお隣の小宇宙。
大きいほうが旗魚座(かじきざ)にある“大マゼラン雲”。小さいほうが巨嘴鳥座(きょしちょうざ)にある“小マゼラン雲”です。
オリオン座と鯨座のはるか南にありますが、日本から見ることはできないそうです。