SHOW CASE LIVE



■1999/4/15
赤坂BLITZ
1階立見 A 87番



SHOW CASE LIVEがあると知ったのは、4月に入ってすぐのことだったと思います。
チケットをとる時に電話で[合い言葉]を言うことになってたんだけど、それがたぶん「ワンダーランド開会宣言」だったかな。
あまりにもあっけなくとれてしまい、ちょっとびっくりでした。(たしか、電話をかけ始めてから、10分程度でつながっちゃったんです)
とにかく、ライヴハウスに行くのも初めてのコトだったし、発売前のアルバムの曲を生で聴ける!ということで、何日も前から大興奮だったのを覚えています。
会場に入って、まずびっくりしたことは、ステージがすぐ目の前にあるというコト!!
ニハのキーボードの「YAMAHA」の文字まではっきり見える距離でした。
ほんとにもう、こんな夢みたいなことがあるのかしら?ってカンジでした。

この時のチケットは1人1枚しかとれなかったので、ほとんどの人達が1人で来ていました。もちろん私も1人きりです。
最初はちょっと心細かったけど、並んでるうちに、前後にいた人達と仲良くなることができました。
それまでの私は結構人見知りをするタイプだったんだけど、ドリFANの人だと初対面でも普通に話せちゃうんですよね♪
やっぱり、好きなものが同じだからすぐに仲良くなれちゃうのかな。話題はもちろんドリ。次の週に予定されていた武道館の話や、過去のライヴの話で盛り上がりました。

2階席が関係者席だったみたいで、丸山敬太さんと大谷幸さんがいるのを近くにいた人が発見!
「声かけてみようよ」っていうことになって、「せーの」でみんなで声をかけてみたら、お2人とも、にこやかにお辞儀してくれました。
敬太さんがすごく照れくさそうにしてたのをよく覚えています。お2人とも、とっても素敵な人でした(*^-^*)

会場に流れていたクラブ系の曲が、いつのまにか、「SONG OF JOY」のアナログ盤に変わっていました。
アレンジが原曲と全然違うカンジなので、周りの人達に「ドリが流れてる」って教えてもらうまで、全然気づきませんでした。
そして、ドリの登場!!
美和ちゃんがステージに出てくると同時に、後ろからたくさんの人達に押されて、一気に手すりのほうまでたどり着くことが出来ました。
とにかくものすごいギュウギュウ詰め状態で、「圧死するかも?」って本気で心配しました(^_^;
そのままの状態だと全然見えないので、必死の思いで手すりにつかまり、つま先立ちの状態で見ていました。(かなりつらかったです・・・)

この時は、まだアルバムの発売前で、知っている曲はシングル発売された曲とラジオでオンエアされた曲のみ。
たしか、シングル曲以外は、「みつばち」と「東京ATLAS」しか聴いたことなかったと思う。
「みつばち」は、最後のサンデーネットワークでオンエアされたのを録音して、何度も何度も聴いていました。
「東京ATLAS」は、直前に放送された何かのラジオ番組で聴いたばかりだったような気がします。

新曲を、ラジオでもCDでもなく、いきなりライヴで聴くというのはほんとに初めての体験で、ものすごく興奮していたのを覚えています。
何曲か終わった段階で、やっと、アルバムの曲順に歌っているんだということに気づきました。

「朝がまた来る」の時が、ものすごい盛り上がりで、会場中大合唱でした。
どの曲の時だったか忘れちゃったけど、美和ちゃんが客席に向かって手を伸ばしてくれて、私の斜め前にいた人が「さわれた」って言って喜んでました。

この時初めて聴いて、1番印象に残った曲は「dragonfly」でした。
“羽だけはないんです”っていう歌詩が、ずっと耳に残っていたのを覚えてます。
アンコールでは、「みんなの知ってる曲歌うね」って言って、「あはは」を歌ってくれました。

ライヴが終わった後、一緒に見ていた人達と話した最初のひとことが「すごかったね~」でした(笑)
近くにいた人に「大丈夫だった?ちっちゃいからつぶされちゃってたでしょ?」って声かけられたりもしました。
ほんとにつぶされちゃってたんです。おだんごにしていった髪の毛も、片方ほどけちゃってたし・・・。
なんだか、すごい体験をしたなぁってカンジです(^_^;
ギュウギュウ詰めの中でのつま先立ちのライヴは、かなりつらかったけど、とても貴重なライヴを体験することが出来て、本当によかったです。

(2002/04/18)